日本の正月あれこれ

その他
2023年01月04日

【初日の出】

日の出とともにともに年神様がやって来る!「元旦」は1月1日の朝という意味です。年神様は日の出とともにやって来るので、見晴らしのいい場所へ出掛けて、その年最初の日の出を拝むようになりました。特に山頂で迎える日の出を「御来光」と言います。

【門松】

年神様が迷わずやって来るための目印であり、年神様がいらっしゃる印として、玄関前に雄松と雌松を左右一対に並べます。古くから松は神の宿る木とされており、さらに、縁起物の竹や梅が添えられるようになりました。門松を飾っておく期間=年神様がいらっしゃる期間となるので、これを「松の内」といいます。

【鏡餅】

年神様へのお供えものであり、拠り所。元旦に固い餅を食べる「歯固め」という儀式に由来します。鏡餅という名は、神事に用いられる円形の鏡からきており、丸餅は魂をあらわす心臓の形も模し、大小2だんで太陽と月、陽と陰を表しており、円滑に年を重ねるという意も込められています。

【おせち】

年神様に備えるための供物料理。元々は、季節の節目に行う節供の料理を「御説供」「御節料理」といい、やがて正月だけを指すようになりました。かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるよう重箱に詰めます。

【注連縄(しめなわ)注連飾り」

しめ飾りにはいろいろタイプがあります。ここは年神様をお迎えする神聖な場所という意味で、注連縄を貼ったり、しめ飾りを飾ったりします。

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