「脂」が乗る時期!!濃厚な旨みの秋と冬

コラム
2023年10月25日

北上していたカツオが南下し、「脂」ののった戻りの時期に。マイワシの刺身も大トロのようです。北海道ではサケ漁が活況を呈します。秋から冬にはマガキが旨味をまし、暖かい食べ物が恋しくなるとマダラ、アンコウが登場!甘みをます野菜と合わせた鍋が絶品です。寒い時期には深場の魚介類も美味に。

アカムツ(ノドグロ)キンキも丸々太ります。日本海を南下する10kg超のブリや、卵を「ぶりこ」とよぶハタハタも冬の蕾の下で大量に採れます。秋から冬の魚介類は、濃厚で、「旨味」と「脂」で満ちあふれているのです。

ヒラメ(鮃)

平目は字の通り、平たい魚だからですが、外国ではどのように呼ばれているのかというと、英語でも「flat fish」というそうです。平目は鯛と並んで白身の最高級魚。タンパクで癖がなく、歯応えのある刺身の美味さは絶品、淡泊でくせがなく、歯応えのある刺身のうまさは絶品、タンパク質を20%近くも含み、タイと同様アミノ酸のバランスが良いからです。とりわけ縁側は歯応えがあり食通の間にもてはやされます。

サツマイモ(薩摩芋)

1600年ごろ、中国→琉球→薩摩に伝わったので、サツマイモと呼ばれています。

中国からきた芋=からいもとも呼ばれていたそうです。今の埼玉県川越市あたりはサツマイモの産地で、江戸から十三里あったので、ここから来る焼きいも屋のことを「十三里」とよんでいました。それに引っかけて、焼きいも屋が「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」と触れて売っていたそうです。

クリ(栗)

栗は、秋の味覚として、特に日本人に好まれているもののひとつです。ほんのりとした甘味と、ほくほくとした食感。イガに覆われた実がなっている様子は、秋の風物詩です。魚も果物一年を通して手に入るものが多くなっていますが、生の栗は、今でも限られた時期にしか手に入りません。クリは、縄文時代から近代に至るまで、大切な食糧や用材として広く利用されてきました。日本時にとって、くりは、切ってもきれない深い絆で結ばれてきた存在なのです。

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