神奈川県の名産!「湘南しらす」とは?

コラム
2024年08月21日

「湘南しらす」とはしらすの一種であり、特に神奈川県の相模湾で漁獲されるしらすのことを指します。しらすは、イワシの子供であり、産まれてから20〜50日の間に成長し一年を通じていくつかの種類があり、それぞれ異なる時期に出現します。

 一つは、黒潮にのって相模湾に入ってくる「春しらす」で、主に4月から5月中旬にかけて見られます。次に、「夏しらす」と「秋しらす」があり、夏しらすは7月から8月にかけて、秋しらすは8月から10月にかけて出現します。これらのしらすは、沿岸で生まれて成長します。

 しらすは、近海のイワシの子供で、特にカタクチイワシの子供が多く見られます。神奈川県の相模湾で漁獲される「湘南しらす」は、その地域のブランドとして高く評価され、神奈川県の名産品100選にも認定されています。全国的にも高い評判を持つトップブランドとして知られているんですね。

どうやって獲るの?

しらす船びき網で漁獲されます。

漁の手順は…

魚群探索:まず、しらすを探し出すために海上で魚群を探します。

②網打ち:魚群を見つけたら、しらす船が大きな網を使ってその周囲を取り囲みます。

③船曳きと網揚げ:網を引いて船にしらすを引き寄せ、それを船に引き上げます。その後、水揚げされたしらすに氷を効かせて新鮮さを保ちながら、浜に戻ります。

この過程において、しらすは新鮮な状態で取り扱われ、すぐに加工されることで、最高の鮮度を保つことができます。

こだわり

魚にやさしく、鮮度を最優先の一そう曳き漁法!

しらすの漁獲には、2そう曳き漁法と1そう曳き漁法の2つの主要な方法があります。

神奈川県では、しらすの品質を最優先し、船曳き時間が短い1そう曳き漁法が採用されています。

漁場が近く、品質に自信!

湘南しらすの漁場は、相模湾という広大な海域で、黒潮が流れ込みます。黒潮からの暖水が相模湾に流入するため、沿岸には水深5〜30メートルの漁場が形成されます。

とれたての新鮮さを保ち、自家加工&直売!

しらす漁を行う業者は、生産者自身がしらすを加工し、直接販売するのが神奈川のスタイルです。そのため、製品は常に最高の新鮮さと味わいを誇っています。

★湘南しらすは安全で安心!無添加食材の利用

湘南しらすは、釜茹での際、塩以外の添加物は一切使用していないため、お子様からお年寄りまで安心してお召し上がりいただけます。

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